具体的に何が危険なの?信用取引のリスクについて

信用取引は投資家の身を崩す魔の取引!?

株取引において取引規模を拡大できたり、空売りが行えるようになるなど利便性が高いことで知られる信用取引。しかし、中には信用取引で破産したといった噂や、信用取引は危ないから手を出さないという投資家の話を耳にすることが少なからずあります。実際に信用取引は、投資家の身を滅ぼす危ない取引なのでしょうか?また具体的にどのようなリスクがあるのでしょうか?その危険性を十分に把握してから、信用取引を行うかどうかを判断するようにしましょう。

信用取引最大のリスクは、損失の拡大

証券取引において利益と損失は表裏一体のものであるため、増益が見込める取引については同時に損失が出る可能性も大きくなります。信用取引における最大のリスクは、そうした損失の拡大です。損失が出る機会が増えるだけでなく、損失額も比例的に増加するため、その運用には細心の注意を払わなければなりません。しかし、昨今は投資家の資金を守るという観点から、信用取引において破産に至るような無謀な取引は行いにくくなっています。損失が出る可能性は現物取引よりも高いままですが、損失額については十分コントロールできるようになってきているのが現状です。

信用取引では塩漬けができない!?

現物取引において、株価に対する思惑が外れて損失が出てしまった場合、往々にして株価が反転するのを待つ「塩漬け」が行われる場合があります。現物取引で購入した株は投資家自身のもので、長期保有するに当たって何の制約も無いために、こうした手段を取ることも可能です。しかし、信用取引で扱う資金や株は基本的に証券会社のものであるため、状況が全く異なります。その保有には日数に応じた金利がかかるため、長期間保有すればするほどコストがかさみます。こうしたランニングコストの高額化も信用取引のリスクの一つです。デイトレードを主体で運用すればランニングコストの高騰は防ぐことができますが、それでも現物取引には無いようなコストを支払う必要があるので注意しなければなりません。

信用取引とは自分の信用により株式や株式購入にあてる資金を証券会社から借りて、投資活動を行うことです。